2006年08月20日

スーパーSF日本特撮映画大会 変身人間スペシャル@新文芸坐

8月12日の新文芸坐オールナイトに行って参りました。
上映作はコチラ

『マタンゴ』(1963/東宝) 22:30〜
『美女と液体人間』(1958/東宝) 0:10〜
『電送人間』(1960/東宝) 1:50〜
『ガス人間第1号』(1960/東宝) 3:25〜4:55

とりあえずのお目当ては『マタンゴ』だったんですね。
私が小学生のとき、友人が会話中に突然「マタンゴって知ってる?」と聞いて来まして。私は知らないと答えたのですが、友人は叔母にキノコ型の髪型を揶揄された上に、「マタンゴ」という謎のあだ名を付けられて不可解な思いをしていてるということでした。更に、友人はどうやらそのマタンゴというのは、とある映画が元ネタであるらしいと、話してくれたのでした。
そして時は経ち、私は中学生になった頃には一端の映画バカになっていたのですが、どこぞの文献を読んだ際に『マタンゴ』というキノコの怪物が出てくる映画が存在すると知って大興奮。しかし地元の田舎のビデオ店では発見することが出来ず、その後高校卒業して上京するまで観る機会がなかったのでした。(去年辺りNFCでやった時もスルーしちゃってたのよねえ…)
で、やっと観ました『マタンゴ』。
意外にも漂着グループの人間関係のドロドロ描写に重きが置かれてましたねえ。キノコが登場するまで結構時間かかりました。極限状態というと、最近観た映画の中では新藤兼人の『人間』があったんですが、あちらは生存本能とか動物としての人間を描こうとしてましたね。それに対する道徳的見地も同時に描かれてました。こちらは、むしろ人間のエゴの醜悪さが主題。登場人物が金持ちのボンボンとかいけ好かない奴等ばかりで、エゴ大爆発した上にあのラスト(後ろの客席から「あぁ〜」という嘆息が)なもんで、ゲンナリしてしまいました。
しかし、友人の叔母さん、幼い姪に酷な名前を付けたもんだなー。半ばグロじゃないかアレは。
鑑賞後、未だに付き合いのある例の友人に「マタンゴを観た!」と報告したら、当時友人は父親からも「マタ子」と呼ばれていた事を教えてくれました(お、おいっ)。

『マタンゴ』の後も、眠くなることもなく順調にオールナイトを楽しんでいたのですが、『電送人間』の上映が始まった後に、空いていた隣の席に男性が滑り込むように着席して来ました。私が座ってたのが、通路から三番目で、その人が座ったのが二番目の席。
そしたら、その人(暗いしスクリーンから眼を離したくないので年恰好不明)座り方が何ともデカい。組んだ足を前の席にかけてるし、脱いだ上着が思いっきり私の席にまで及んでいるし。それだけだったら良かったんですけどね。不安的中というか。私の腕に、隣の人の手が妙に触れて来たのですよ。思いっきり触ってるって感じではないのですが、例の上着越しにチョイチョイと。とりあえず痴漢とは断言出来ない程度の触り具合だったので、姿勢を直したり腕を組みなおしたりする感じで、隣の男性の手を跳ね除けたのですが、しばらく時間が経つと再びチョイチョイ私の腕に触れてくる。しかし、観るのを中断したくなかったのでタッチ→跳ね除け→タッチ→跳ね除けを『電送人間』の間ずっと繰り返してました(笑)。休憩に入り、場内が明るくなってやっと隣の男性の方に目を向けてみると、50代位の眼鏡をかけた普通のオッサンが寝ていました。じゃあ、さっきのは故意に触ってたのか?という疑問が出て来た為、特に注意するのは控えときました。そして『ガス人間第一号』の上映が始まりました。いそいそと起き出すオッサン。そしたらねえ、まーた腕へのお触り再開。仕方なく先程と同様に跳ね除けてたのですが、今度はオッパイ側面にまで指先が触れてきたのですよ。ああ、もうこれは本物だなと確信。私、右肘を若干暴力的に思いっきり横に突き出して、隣の肘掛に乗っていたオッサンの腕を追い遣って肘掛を占領いたしました。
以後反撃なしでしたが、お陰様で『電送人間』『ガス人間第一号』は、100%映画に集中することが出来ませんでした。ああ残念。どうぞ痴漢は死んでくださいね。

今回のオールナイト、昼間やってる社会派な今村昌平&黒木和雄特集の最中にあってちょっと浮いてるかと思ったのですが、どの作品も戦争・核兵器の陰を色濃く纏った物ばかりなので、そういう点ではこの終戦の季節に相応しいかもしれないですね。
ちなみに、四作全てに出演していた土屋嘉男。『電送人間』までは何とも思わなかったけど、『ガス人間第一号』まで来ると惚れそうになった(笑)

posted by かまた at 04:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

見納め

ここのところ、一日に一本は天知茂出演映画を観なければ気が済まないという日々を送ってきたのですが、今日からしばらく実家へ帰省するため、しばらくDVDも観れません。
帰路に立つ前に、何か一本観ておこう。というわけで、適当に『スター毒殺事件』DVDを鑑賞。恋人をライバル俳優に奪われて嫉妬に狂う主人公(天知)にひたすら萌えー。序盤の恋人・万里昌代とラブラブで幸せそうな姿よりも、後半の怒りと嫉妬と強迫観念で眉間に皺寄せまくりな図の方が活き活きして見えるのですよねえ、彼って。やっぱ情念の人だわあ。



帰省が済んだら、渋谷UPLINK X『石井輝男追悼上映』にて天知さん出演作の上映アリ。以下、コピペ。

『石井輝男追悼上映』
料金:¥1.200(均一)
日時:8/19〜8/25(連日18:30より)
上映作品/日時
8/19(土)『白線秘密地帯』(1958年/71分)配給:新東宝
8/20(日)『女王蜂と大学の竜』(1960年/81年)配給:新東宝

8/21(月)『ねじ式』(1998年/87年)配給:石井プロダクション
8/22(火)『肉体女優殺し五人の犯罪者』(1957年/74分)配給:新東宝
8/23(水)『女体渦巻島』(1960年/76分)配給:新東宝
8/24(木)『セクシー地帯』(1961年/82分) 配給:新東宝
8/25(金)『地獄』(1999年/101分)配給:石井プロダクション

赤字が天知さん出演作。
とりあえずソフト化されてない『白線秘密地帯』だけは見に行かなきゃ!
posted by かまた at 17:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

7月後半に観た映画

7/18
『大江戸の侠児』 (1960) 東映京都 監督:加藤泰
7/19
『恐怖のカービン銃』 (1954) 蟻プロ 監督:田口哲
『暁の非常線』 (1957) 新東宝 監督:小森白
7/20
『わが恋せし乙女』 (1946) 松竹大船 監督:木下恵介
7/21
『憲兵とバラバラ死美人』 (1957) 新東宝 監督:並木鏡太郎
『スター毒殺事件』 (1958) 新東宝 監督:赤坂長義
『長屋紳士録』 (1947) 松竹大船 監督:小津安二郎
7/22
『忍びの者』 (1962) 大映京都 監督:山本薩夫
7/23
『悲恋の若武者』 (1962) 大映京都 監督:西山正輝
7/24
『怪談累が渕』 (1957) 新東宝 監督:中川信夫
7/25
『女体渦巻島』 (1960) 新東宝 監督:石井輝男
『花の白虎隊』 (1954) 大映京都 監督:田坂勝彦
『軍神山本元帥と連合艦隊』 (1956) 監督:志村敏夫
7/26
『続・忍びの者』 (1963) 大映京都 監督:山本薩夫
『青葉城の鬼』 (1962) 大映京都 監督:三隅研次
7/28
『父ありき』 (1942) 松竹大船 監督:小津安二郎 ※シネマヴェーラ渋谷にて
『彼岸花』 (1958) 松竹大船 監督:小津安二郎 ※シネマヴェーラ渋谷にて
『ストーン』 (1992) 露 監督:アレクサンドル・ソクーロフ ※NFCにて
7/31
『風の中の雌鶏』 (1948) 松竹大船 監督:小津安二郎 ※シネマヴェーラ渋谷にて
『戸田家の兄妹』 (1941) 松竹大船 監督:小津安二郎 ※シネマヴェーラ渋谷にて
『地平線がぎらぎらっ』 (1961) 新東宝 監督:土井通芳

posted by かまた at 01:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする