2006年11月30日

天知茂:映画/『孤独の賭け』

『孤独の賭け』
1965年/昭和40年 東映 監督:村山新治

11月23日に、ラピュタ阿佐ヶ谷の佐久間良子特集にて鑑賞して来ました。

洋裁店に勤める百子(佐久間良子)は、クリスマスの晩に街で偶然出会った実業家・千種(天知茂)から出資を受け、経営難だったブティックを買収。
更にかつて叔父に奪われた生家の土地の売却に成功。少女時代に自分を不幸へ陥れた叔父への復讐を果たす。百子は店長としてブティックの経営を再建し更なる事業の充実を図る。一方の千種は大手コンツェルン会長や高利貸から資金調達し一大娯楽施設建設を目指しますが、さて・・・。
ラストまでのあらすじはこちら goo映画

ノワールな雰囲気の男と女のビジネス合戦を描いた映画。
五味川純平の原作を1963年にテレビでドラマ化、その後映画化したのがこの作品で天知さんは両方で同じ千種役を演じています。
映画はドラマで2クールを割いた物語を97分でやっているので、展開がとてもスピーディー。一応、百子や千種がビジネスで成り上がろうとする動機にもなっている過去の設定はあるものの、軽く説明されるだけなので(特に千種)今一つ彼らの行動や人物像に深みが欠けます。その代わりなのか、二人のやたらとキザな会話が表層的に聞えてそれがむしろ面白かったです。天知さんは新東宝時代からキザというか現実離れした役や台詞はお手の物なのですが、対する佐久間さんも臭い台詞回しを自分の物に出来る器をお持ちでいらっしゃって、百子の躍進振りと相まってなかなか痛快でした。
控えめながらも千種を慕いまくる秘書役の小林千登勢、地味な眼鏡姿の梅宮辰夫、この映画でデビューの大原麗子等、脇のキャラも見所。特に登場時から既に不幸オーラ満載(恋人を取られて終いには心中する)の岩崎加根子がナイス。

あと、映画の内容とは関係ないところで笑い的にツボな部分が多くてニヤけを抑えるのに必死でした。
例として、
一夜明けたベッドに横たわる千種のピンポイントで物凄い事になっている寝癖
天知さんの金持ちガウン姿。
天ぷら屋のシーンに毎回居る外国人客(常連?)。
有っても無くてもどうでも良い天知さんのシャワーシーン
何故か実名で登場する東京プリンスホテル
などなど。

ちなみに、ドラマ版「孤独の賭け」は第一回のみ横浜にある放送ライブラリーで視聴出来るそうです。
この情報かなり前から聞いていたのに、まだ行けてません…。地元なんだから早く見に行けよ>自分。
posted by かまた at 04:15 | Comment(4) | TrackBack(1) | 天知茂 | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

SanDisk Sansa e130

愛用のiPod miniが、最近バッテリーの持ちが悪くなって来た気がしたので、出先で音楽が聴けなくなった時ほどイライラするものはないということで、安いサブのプレーヤーを買って持つことにしました。早速購入したのは、発売当時からデザインと商品名が気になっていた上に、Amazonで2880円という破格のプライスだった米サンディスクのSansa e130(さんさ踊りを連想したのは私だけではないはず)。



電源は単4電池で、FMラジオが聴けて、イコライザーで好きな音質に調節出来る。512MBの容量にSDでメモリ増設可能で、ストップウォッチ機能があり、カバー・イヤホン・アームバンドが付属。512MBという容量は少ないように思えるけど、クラシックやプログレみたいな長い曲や、じっくり聴くような暗い曲はiPodに任せといて、3〜4分のアップテンポのイケイケ(死語)な曲だけを入れたら160kbpsでも100曲入りました。優秀優秀。専用の曲管理ソフトはなくて、一つのフォルダにファイルをぶっ込む。ID3タグをちゃんと管理しないと曲順がバラバラになるけど、どうせ全シャッフルで聴くので無問題。ボタンを押しても反応が鈍かったり、曲間に微弱にキュルキュル変な音がしたりする難点もあるのですが、安さを考えればまあご愛嬌といった感じ。良い買い物でした。単4電池式なので、ついでにサンヨーの充電池eneloopも購入。充電済の電池も携帯すれば万全の体勢といったところか。

そういえば、eneloopのCMソングは何故にイエスの「ロンリー・ハート」なんだろう。やっぱり、一度は解散したイエスが再結成して→大ヒットしたのを、充電・リサイクルになぞらえていたりするのだろうか…(考えすぎ)。
どんどん話がそれて、イエス関連の話題。エイジアがオリジナルメンバーで来日するそうな。別に大して興味も無いし行かないのだけれど、招聘元のウドー音楽事務所のページにあった写真が凄い。ハウ先生は本当に名実共にプログレ界の桂歌丸。
posted by かまた at 05:36 | Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | 更新情報をチェックする

映画の話題

この前の木曜日は運良く祝日でお休みだったので、朝からラピュタ阿佐ヶ谷で天知さんの『孤独の賭け』を終始ニヤつきながら鑑賞(詳細は後日)。その後、渋谷に行ってシネマヴェーラの中村錦之助・大川橋蔵特集から『関の彌太ッぺ』『黒の盗賊』を鑑賞。と、好きな俳優(しかも二枚目)の映画ばかりをハシゴ出来て最高の休日でした。
錦之助・橋蔵特集。私はかなり前から楽しみにしていたのですが、実際に行ってみると祝日だっていうのに3割も客が入ってなくてとても寂しかったです。世の中との温度差を感じました。流石に今時渋谷で東映時代劇は流行らないか。それでも、私はしつこく通ってやるもんね〜フン!
帰りに、締めにツタヤで雷蔵さまのビデオでも借りて観ようかとも思ったけどさすがに体力が残ってませんでした。

シネマヴェーラの次回の特集はヌーヴェルヴァーグ。
チラシの上映作一覧を見て思うに、アラン・レネが採り上げられる時って絶対に『夜と霧』(30分位のアウシュビッツのドキュメンタリー)なんだよね〜。あまりに辛くて見た後滅茶苦茶凹むので、個人的に一度は見た方が良いけど二度は見たくないと思っている映画。この前の新文芸坐のアラン・レネ/クリス・マルケルのオールナイトも『夜と霧』さえなければ行ってたのに。というわけで、70年代以降の作品をピックアップしたレネ特集をお願いします。<映画館
そして次の次、1月6日からの特集は、「大俳優・丹波哲郎の軌跡−死んだらこうなった!−」。待ちに待った丹波先生の追悼企画です!(どうせ期末の激務でほとんど観に行けやしないだろうけどね)

posted by かまた at 04:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

ピーター・ガブリエルのカレンダー

WOMAD SHOPに注文していたピーター・ガブリエルの2007年カレンダーが先週末に届きました。去年のカレンダーはライブツアーの写真で構成されてたので、あんな黒沢年男とか武藤敬司みたいなオッサンがボールに入ってる写真を壁に飾っててもなあ、と思い購入はしませんでした。しかし今年は無難にもアルバムのジャケットがカレンダーになったということで即注文。



大きさは30cm×30cm。LPよりは小さいですが割りと存在感あります。カレンダー部のところには薄くジャケット裏の写真が印刷されてるのが乙です。

 

私が一番好きなピーターのアルバムのジャケットは「1」。このブログの左上に表示されてるヤツです。構図と色のお洒落具合も然ることながら、車に滴る雨と車内のピーターの表情の陰鬱さが、アルバムに収録されている大名曲「Here comes the flood」の世界観を見事に表現していて素晴らしいの一言。名デザイン集団ヒプノシスの作品の中でも随一の逸品。好きすぎてLPを額に入れて壁に飾っているほどなのですよ。



カレンダーの最後のページは最近のピーター(「Hit」の頃?)のオチャメな御姿で苦笑。



注文から到着まで2週間弱だったので今頼めばまだ新年に間に合うと思います。気になるピーガブファンは今すぐWOMAD SHOPへゴー!

ちなみにピーターは先日、ミハイル・ゴルバチョフ氏らノーベル平和賞受賞者の方々から「Man of Peace Award」を受賞したということです。どういった権威のある賞かはよく分からないのですが、ピーターの長年に渡る平和・人権運動がノーベル賞から称えられたのは正直に喜ばしい!
てかむしろ、私のようなピーガブ信者に言わせれば彼の音楽自体が平和への道だと思うのですよ。世の人々がもっとピーターの音楽を聴いたり歌詞をじっくり読んだりすれば、世界は今より幾らかはもっと平和で穏やかなものになると本気で思ってますからねー。エヘヘー。
「彼(ピーター)は文化間の理解を築くためにユニバーサルな言語である音楽を用いているのです」とはゴルバチョフ氏のコメント。さすが分かってるねゴルビー!
posted by かまた at 02:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

かわいい〜

風邪が治ったと思いきや口の中の変なところに口内炎が出来たり、瞼の痙攣が止まらなかったり、体の不具合が相次いでます。おまけに今朝から鼻水が止まらないってのに、帰宅時にチャリに乗っていたら物凄い勢いで雹に降られて痛いわ寒いわ。

このように色々限界を感じている今日この頃でありますが、東急電鉄さんから素敵な目の保養を頂きました。

 

最寄駅に貼ってある駅改修工事告知のポスターなのですが、
ウサギがかわええええええええええええ。
当方基本的にはキャラクターとか世間で可愛いと言われている物にはあまり興味ないのですが、これには参りました。
笑顔とか、手のクイって感じとか、真ん中のウサギの座り具合がたまらん…。
駅構内で恥を忍んで写真まで撮ってしまいました。
フフ〜、待受にしちまえー。

そうそう、新文芸坐で12月11日に『宿無し犬』をやるらしい。スクリーンで観るショボクレ。しかもトークゲストが中井貴一。行きたーい!
と思ったけど、やっぱり予定的に無理だった(泣)
せいぜいウサギとか天知さんの写真集でも見てニヤニヤしてますわ。

(ウサギと同格ってことか天知さん…)

posted by かまた at 03:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする