2009年02月09日

David Byrne@SHIBUYA-AX 1月27日

火曜の晩に代々木公園周辺といえば、自分の場合はNHK歌謡コンサートの観覧と相場は決まっているのですが、今回はデヴィッド・バーンのライブ。私はこの方をリアルタイムで聴いてるのは「Look Into the Eyeball」から。その後トーキング・ヘッズを聴き始めたので、つまりかなりの後追いです。会場に行ってみると、やはりお客さんの年齢層はそこそこ高かったです。入場後は、とりあえず卓横の柵の位置をキープして待機。卓の反対側を見ると、ピーター・バラカン氏の姿を発見。一目でバラカンでした。

ほぼ定刻で開演。ステージ上のメンバーは、バーンさん(ボーカル/ギター)、ベース、ドラム、パーカッション、鍵盤、コーラス×3とダンサー×3の総勢11名。衣装のデザインは全員バラバラなもの、色は上下とも白で統一。バーンさんは、綺麗な白髪をおっ立てた髪形もかっこよし。
冒頭にバーンさんから趣旨説明があったように、今回のツアーはブライアン・イーノとの共作の新作「Everything That Happens Will Happen Today」からの曲と、トーキング・ヘッズ時代のイーノとの共作曲を併せて演奏するものでした。
演奏が始まっての第一印象は、バーンさん、歌うまっ!アルバムで聴いていても、特に近作での円熟味が加わったボーカルにはほれぼれしてたのですが、ライブでこんなに質量ともに安定した歌唱力のある方だとは存じませんでした。多分、ヘッズ初期の素っ頓狂さからは予想外の事態なんじゃないでしょうかこれは。演奏は、リズム押しの強いヘッズ時代の曲も引き締まっていて申し分がなかったです。そして何より、個人的に地味にバーンさんがギターヒーローの一人ということもあり、彼の演奏(特にカッティング)を生で見れてマジで感激でした。どんなに大人で折衷度の高い音楽をやってようと、やっぱり真髄には尖がってるとこがあるんですよね。かっけえよなあ。
曲目についても、ヘッズ時代の曲はまさか生で聴ける時が来ようとは思ってなかったので、感慨深かったです。代表曲だけどイーノ関わってない"Burning Down the House"はノーマークだったんで、嬉しい驚きでした。
そして、予想以上にダンスが面白かったです。種類で言うと、コンテンポラリー系?の振付と言えばいいのかしら。前半の"House in Motion"では早くも大喝采で、メンバーもちょっとびっくりしてたみたいでした。小道具の使用(キャスター椅子/"Life is Long"、ギター/"Air")もユニークで。曲によっては、コーラス三名も立ち位置を移動したり、バーンさんの何気ない動きやポージングも、実はしっかりと全体の振り付けの一部になっていて感心。照明は各パートの演奏とも細かく呼応していて、一曲が終わるごとにしっかりと暗転して仕切りが付けられてました。ライブ全体を通して、緻密な計算による演出とのびのびとした雰囲気が両立していて、すげえなあと思いました。セットリストも、形式上3回のアンコールも込みでワンセットの構成になってた感じ。
一見シンプルに見えつつも、とても情報量の多いステージで、一度だけではとても全てを堪能し切れない贅沢さのライブでした。28日も見れなかったのが、ほんと惜しい。度々来日公演がある方ではないのですが、素直にソロ作たっぷりのステージも拝見したいので、ぜひ早めに、また!

ついでに、アルバムの感想。アナログ度高くて電子音もいい意味で軽くてペラいバーンさんのソロ作が好きなので、今作の奥行きのある手の込んだサウンドには初っ端から、うっへえこりゃあイーノ!と若干面食らいました。とは言え、イーノの歌ものもそこそこ好きなので、そこにバーンさんのボーカルが加わった曲群は悪いわけなし。ただ、やっぱりエフェクト多めのとこになると、やや居心地悪い気分になるんですが、まあこれは趣味の問題ですな。


David Byrne & Brian Eno / Everything That Happens Will Happen Today


David Byrne / SHIBUYA-AX 2009年1月27日(火)

1.Strange Overtones
2.I Zimbra
3.One Fine Day
4.Help Me Somebody
5.Houses in Motion
6.My Big Nurse
7.My Big Hands
8.Heaven
9.Born Under Punches
10.Poor Boy
11.Crosseyed & Painless
12.Life is Long
13.Once in Lifetime
14.Life During Wartime
15.I Feel My Stuff
- Encore 1
16.Take Me to the River
17.The Great Curve
- Encore 2
18.Air
19.Burning Down the House
- Encore 3
20.Everything That Happens
posted by かまた at 16:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | ライブ | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

ゴダイゴ@渋谷C.C.Lemonホール 11月22日

先ずは、なぜ今ゴダイゴなのかという話。これには、大きく二つの理由がありまして。

その1:ジェネシス ・・・ 前々からネットでジェネシス関連の話題を見ていると、どうもゴダイゴの初期がそれっぽいという噂。しかも1stアルバムのタイトルが「新創世記」(言うまでもなく「創世記」=「Genesis」)。
その2:布施明 ・・・ "君は薔薇より美しい"は、作編曲がミッキー吉野(=ゴダイゴのキーボードの人)。そのB面の"セ・ラ・ヴィ−人生なんてそんなものさ−"は、編曲が浅野孝巳(=ゴダイゴのギターの人)(ちなみに詞・曲は布施タン)。二曲共、演奏はタケカワユキヒデ以外のゴダイゴメンバー。そして、タケカワさんは後に布施タンの"開けてみれば愛"を作曲。

と、何かと縁があったので今年に入ってからベストアルバムを聴き、わりと年代関係なく好みだったので秋には紙ジャケBOXを購入。ゴダイゴ自体は、数年前に再結成したのをディスクユニオン店頭で知ってたのですが(ゴダイゴの英表記が「GODIEGO」だと知ったのもこの時。おー、かっこええと思った)、詳しいバンドの来歴やサントラやソロも全然知らないし、一人でライブに突入して大丈夫かしらと若干ビビり気味での参加でした。

が、いやはやー。そんなの杞憂でフルに楽しんで参りました。何しろ、会場はとんでもなく熱気に満ち溢れていました。今回は秋田・名古屋・東京と、ツアーがほんの三公演とのこともあり、ファンの愛情と勢いがここぞとばかりに噴出していたようでした。物販も開演前に完売だったみたい。本編は、マニアックな曲ばかり(タケカワ談)だったらしいけど、曲知らなくてもノリノリで聴けました。ほんと、こういう演奏含めて聴き込めるポップロックバンドって貴重だし大好きですわあ。例のジェネシスとは、実際に聞いてみるとプログレ云々よりも、根本のポップな歌モノ性が通じてると思いました。特に80年前後の双方の曲調は、シンクロしてる部分がある気が。この時期のジェネシス(フィルのソロも)のフェニックスホーンズとの共演曲が好きなんで、バンドにホーン隊が常駐してるゴダイゴの演奏には、どうにもワクワクしてしまいました。・・・とポップさを称えつつ、今回一番個人的にツボに来たのは"Monkey Magic"歌入り前のインスト部。こういう硬派な演奏とのバランス感もたまらんねえ。アンコールは三度に及んで、メンバーの「もう一曲行っちゃう?」みたいな雰囲気から始まった止めの曲が"Cherries were Made for Eating"。場内は未曾有の熱狂状態でして、こういう毒気のない曲で、ここまでの盛り上がりを見せるとは!と、楽しみつつも驚きでした。あと、新参者には予想以上にメンバーのキャラ立ちがはっきり&仲がよさそうで感心。タケカワさんの、人の話に横からひょいっと入ってくる感じや、トミーの娘の呼び方が「シャンティさん」なのには地味にウケましたわ。

この日はアンコール込みで2時間ほどでしたが、もっともっと聴きたかったのが実のところ。本人達も、もっとライブを本数やりたそうだったし(需要もありそうだし)、次は本格的にツアーを組んでやってほしい。とりあえず、来年もこの時期にまたC.C.レモンでやるのは決定済みの模様です。あと、3月の次回ライブ@東京芸術劇場では、「どれだけプログレ出来るか云々」(ミッキー談)だそうで、こりゃあもちろん行かないわけにいきませんな。

posted by かまた at 17:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

なつかしの夏フェス その7 ― SUMMER SONIC 03

連載もこれにて終了です。2003年のサマソニも、フジと一緒に記録がとってありました。

SUMMER SONIC 03
2003年8月2日(土)

二年ぶり、二回目のサマソニである。今年は何よりCheap Trickが出演するということで、春からずっと楽しみにしていた。当日は早朝の京葉線の景色を楽しみつつ、開演一時間前に会場入り。一人なのに気合入りまくり。この日は、長い梅雨がやっと明けたな、という感じの真夏日で無茶苦茶暑い。開演までマリンスタジアムにいるのは自殺行為と思われたので、とりあえずメッセのベンチで休む。涼しい。都市型フェスっていいね。

鉄拳
ロックフェスに芸人。前座みたいなものなのかな。スタンド2階席から見たのだが、スケッチブックだけはスクリーンに映されていたのでネタは理解できた。今回はアニメネタだけだったが、なかなか笑えた。あの衣装といい、メイクといい物凄く暑そうだった。

Razorlight
ネットで聴いた一曲しか知らない程度なので、そのままスタンド二階から観覧。新人らしい。最初から最後まで聴いていたが、特にこれといった印象が残らなかった。

The Dutsuns
名前は知っていたが、全く聴いたこと無いバンド。ギターの轟音がうねっていた。二曲くらい見た後、メッセに移動した。

Mew
メンバーが登場するなり、女性客の喚声があがっていた。テレビで何曲か聴いたことがあったが、ボーカルがクリストファー・クロス並に、えらい高音だった(例え古っ)。曲は最近の流行とは違い、キラキラとファンタジーな印象。ステージには何やら映像が映し出されており、インドアならではの妙な空気。四曲ほど聴いたところで、ボーカルの美声がチョッピリ不気味になり(失礼)その場を後にした。

The Hi-Lows
Cheap Trick待ちのために、早めにマリンスタジアムに行っておこうと思っていたが、涼しいメッセでゆっくりしていたせいか少々遅くなり、スタジアム入り口に行ってみると、係員が入場制限する云々と言っていた。慌ててグラウンドに下りると丁度、ハイロウズの演奏が始まった。午後の一時半ごろだったが、とにかく暑い盛りで、日光が殺人光線のようだった。タオルを被って下を向きながら聴いていたが、さすがに知っている曲がいくつもあった。曲といい、天気といい、本当に夏らしい。

Cheap Trick
ハイロウズ終了と同時に前方へ突進。なんとか二列目ゲット。中年ファンだらけになるのでは・・・と思っていたが、そうでもなかった。ステージに向かって左側(リック側)の前あたりだったので、もしかしたらピックが飛んでくるかも、などと考えているうちに初の生CTが始まった。細かく書くと長いので、手短に書くと・・・もう大大感激。とても楽しかったですー!

New Found Glory
CTで暴れたので、スタンド席で休息がてらに観覧。この手のバンドはどうも興味が湧かない。

Blink-182
数曲見たところで休息を止め、メッセへの通路が混まないうちに移動した。

Puddle of Mudd
見たのは終盤の二・三曲だけだったが、今年の出演陣の中では珍いとすら思えるへヴィーー・ロック・サウンドが妙に心地よかった。

Travis
最後にどのステージを見るか少々悩んだ。数曲しか知らないBlur(Graham Coxonのソロはたまに聴くのだが)か、アルバム一枚聴いたことあるTravisか、興味はあるが殆ど聴いたことないDevoか。結局、移動するのが面倒だし一番曲数を知っているTravisにした。しかし最後まで見たのだが、どうも私には彼らの空気は合わないようだということが判った。最後の最後でノリ切れず、周りは感動で泣いている人が少なくないなか、自分だけ少々さびしい気分で終了。

その後、BlurもDevoも見ず、すぐに駅へと直行したので空いた電車で悠々と帰宅した。今回はやはりCheap Trickに尽きる。♪くら〜いんくら〜いん

http://www.summersonic.com/03SSpages/index.html
posted by かまた at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

なつかしの夏フェス その6 ― FUJI ROCK FESTIVAL '03

この年も、当時の記録がPCに残っていました。フジのPSB記録の反省を感じていたのか、翌年は普通の状態の常体(おっと!)の文でした。

FUJI ROCK FESTIVAL '03
2003年7月26日(土)

毎年一日のみだが、今年で四年連続の参加になる。今回のお目当ては、またもやPrimal Scream。正直Bjorkは見るつもりはない。雨が数日前から降り続いてたので、行く前に服装と靴をどうするか悩みまくった。一人で電車参加なので、荷物は極力小さくする必要があるのだ。そして最終的な持ち物は、雨具・ウインドブレーカー・ペットボトル・財布・携帯電話・タオル・カロリーメイトに決定。これらは、なんとかウエストバッグに入った。そして、長靴をビニール袋に入れ持っていくことにした。さすがに現地まで履いていく勇気は無い。

現地には15時ちょっと前くらいと、かなり遅めの到着であった。

Kinesis (レッドマーキー)
テレビで彼らのPVを見たとき、GENESISかと思ってビビったのだが。その後にオフィシャルサイトを見てみると、メンバーがTrail of deadファンだというので行ってみた。開始10分ほど前にレッドマーキーに入ったが、まだあまり人が居なかったので、余裕で二列目中央で待機。現れたメンバーは、揃いも揃って白いシャツを着用で貧乏臭い。しかも、皆若い。同い年くらいかもしれない・・・。演奏する姿は、なんか青臭い感じがあるものの、音はうるさいので結構気に入った。ささくれ立った雰囲気も良い。聴衆は最前方でも中ノリ程度だったが、途中で後方から焼酎ボトル(鏡月)を片手にした酔っ払いが突進して来て、最前列でノリノリだったことと、横の方で白人のオッサンが一人でダイブしていたのが笑えた。終盤で唯一知っていた曲だった"Billbord Beauty"が始まると、やはり他の人達もこの曲くらいしか知らなかったのか、ここぞとばかりに盛り上がった。

Kinesis終了後にグリーンステージに向かうも、人の多さと足場の悪さで、なかなか移動出来ない。ステージではAsian Dub Foundationの最中だったが、とても見ていられる状態でなかった。群衆から抜けると、やっと長靴に履き替えることができた。祖母の農作業用のお古(笑)。さあ、履き替えてみると期待以上に移動がスムーズになった。泥なんておかまいなしにズンズン進めて快適。見た目はダサいが。

Coldplay (グリーンステージ)
プライマル待ちを兼ねて、前方で観覧。この頃からパラパラと雨が降ってきた。ボーカルの青年は、ピアノにギターに、ステージを左右に行ったり来たりとサービス精神旺盛。さすが売れっ子。歌も演奏も、こなれている。嫁もセレブだし(関係ない)。夕暮れの小雨も相まって、良い雰囲気だった。彼らがデビューした時って、Travisなんかといっしょくたにされたり、今もポストRadiohead云々言われてるみたいだけど、全然感じが違うね。もっと地に足が着いた大人。どちらかというとU2あたりのイメージと重なる。
(2008年注:この頃からU2ぽいなと薄々思っていたけど、先日出た新作(=iPodのCMのやつ)はプロデュースがブライアン・イーノだと聞いて、コールドプレイのU2化は更に進んでいるのねと実感)


Primal Scream (グリーンステージ)
モッシュピットに入ろうとしたが、人が多いわ、入り口がどこかわからないわで、中途半端な場所で見ることになってしまった(モッシュピットの柵の外側近辺)。プライマルのライブを見るのは今回で二年ぶり三回目だ。最近発売されたライブアルバムが大層良かったので、少々期待。すっかり空は暗くなってきて、早く出て来ないかなという雰囲気が延々と続いたところで、やっと現れたジャンキー風集団(笑)。ボビーがロングヘアーになっている。アルバム「Give out 〜」の頃のぐでんぐでんな空気を彷彿とさせてちょっと嫌な予感。その予感が的中というわけではないが、機材の不調が発生したり、ボビーがマイクをステージに投げつけたりと、会場にうっすら殺伐とした雰囲気が漂う。それでも、結果的に盛り上がったには盛り上がった。今回は"Loaded"等々、比較的古めの曲が目立った気がした。長年のファンは大いに盛り上がったかもしれない。私は一応プライマルのアルバムは一通り聴いてるんだけど、どうも「Give out〜」以前の曲の雰囲気にノリきれない性質なので、不完全燃焼の後味だった。

プライマル終了後、さっさと帰ろうと思ったら、後方にビッチリとビョーク待ちの人達がいて全く動きが取れず一瞬パニック状態になった。しかしなんとか他人のグループに紛れて退出。雨は夕方より酷くなっていて、頭もシャツもグチャグチャになってしまった。暴れた後なので、暑いのに雨は冷たいという非常にイヤ〜な感じ。飲み物を買おうとするも、小銭を切らしていて一万円札しか財布になく、買うのを諦めた。そして雨の中を惨めな気分でバス乗り場まで歩いたとさ。トホホ。今年のフジは、ステージ以外のところでストレスが溜まりすぎて少々ガックリ。何しろ人が多すぎて、移動も気軽に出来ないのは嫌だった。まぁ、たまにはこういうのも経験しといた方が・・・ということか。


http://www.fujirockfestival.com/history/history03.html
posted by かまた at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

なつかしの夏フェス その5 ― FUJI ROCK FESTIVAL '02

この年は、ペット・ショップ・ボーイズが出演するということで、開催の何ヶ月も前から狂乱状態でした。観覧後に書いた超のつく長文記録(当日はPSBしか観ていないのに)が、未だにPCに残っていました。改めて読み返してみると全編「ニール!キャー!ニール!可愛い!」みたいな代物で、それはそれで当時の精神状況が反映されていて個人的には感慨深いのですが、とても人目に晒すのは憚られるので大幅に削除・訂正したものを今回掲載してみます。

FUJI ROCK FESTIVAL '02
2002年7月27日(土)

去年と一昨年は朝から苗場へ向かってましたが、今年は初の午後から&一人参戦。昼過ぎでも越後湯沢駅のシャトルバス乗り場には、結構な人数がいました。苗場へ着いたのは、既に午後4時近く。e+のチケット引き換え場所がわからずに、チョッピリ迷ってタイムロス。無事に入場すると、グリーンステージでは忌野清志郎&矢野アッコちゃんが演奏中。しかし私は、姉に頼まれていた土産のTシャツを買うためすぐさまグッズ売り場へ。レッチリかMuseとを頼まれていたのですが、レッチリのロゴがほのぼのし過ぎだったのでMuseのシャツを購入。その後グリーンステージ脇の一隅に座って荷物の整理。買ったシャツをウエストバッグに詰める。その頃、ステージには井上陽水が登場。一曲目から"傘がない"でたまげた。その後、じりじりとステージへと前進。周囲は、すっかり陽水モードながら、こちらはやはり初の生鑑賞となるPSBのことで頭がいっぱい。そして、遂に陽水が終了すると、とっさに前方へ突進。しかし、モッシュピットから出てくる人がたくさんいて、なかなか入れない。係員が「この人数なら十分入れますので、ごゆっくり進んでください」と言うものの、皆走るんだよなコノヤロー。かく言う私も走りましたが。しかし、陽水の時からピット内にいた人達が最前列を陣取って座ってたので、怒り紛れに詰め寄っていったら、渋々立ち上がっていました。何とか私が陣取った場所は、中央マイクスタンドよりちょっと左めの、前から2列目。最前列を狙っていたから、ちょっと悔しかったけど、前にいたのが私より背の低い女性だったので眺めは抜群。周囲にいた人はMDやDATレコーダーを完備(禁止行為)の様子。この状態でほぼ一時間の待機。PSB登場直前になってくると、ステージで流れている曲が80sな選曲になってきて、Tears for fearsでは最前列一帯でちょっとした合唱が起こっていた。そして、まだかまだかという感じになって来た頃。遂に出ました!まず、クリスが登場。キャップを被ってるけど、サングラスはしていない。夏なのに暑そうなジャケット着用。そしてニール!予想以上に体格が良い。スーツではなくてカジュアルな上下黒。編成はギターの若者二人、パーカッション、機械いじる人、キーボードのクリスと、ボーカルのニールの六人編成。一曲目は"Home&Dry"。和み系の曲にも関らず、暴れて歌いまくる自分。周りに居る人たちは、前の方に陣取ってる割には、控えめな動き。というか自分が空気読めていないのか。二曲目は"Being Boring"。こんな名曲を頭からやっちゃうのはもったいない。序盤はその他"Love Comes Quickly""I Get Along"と、まったり系で占められていました。ふと思ったことは、ニールは歌が上手くなったなぁということ。昔の音源より音程が安定しています。"Love comes〜"の超高音部も綺麗に出ていてウットリ。この調子で、まったりウットリになっていたところ、お次は"Domino Dancing""Always on My Mind""New York City Boy"と、これでもかのディスコ攻勢。この間ジャンプをし続けたら、かなりぐったりでした。まさか演るとは思っていなかったのが"Sexy Northerner"と"Where the Streets Have No Name"
(注:自分が勝手に演奏すると思っていなかっただけで、実際はライブ定番曲)。前者は"Home〜"のシングルに収録だから、知名度は低そうな曲。そして、後者ではイントロが聴こえてきた瞬間に歓喜の余りパニック状態に。キャー!I love you ベイベー!(余談で、前日に出演のMuseも"君の瞳に恋してる"カバーを演奏したそうです)。この時点で、もう頭から足まで汗まみれの状態。続いては"Birthday Boy""Westend Girls"と、ミディアムテンポの曲で正直助かりました。"Love is a Catastrophe"は照明が良かったです。ホリゾント一面天の川状態(途中で色が白から青に)で、ニールにぼんやりライトがあたっている状態。しかし、そんな中で蛾がニールの顔をかすめて、ニールがウザそうな顔をしたのが笑えました(失礼)。そして、パッヘルベルのカノンのピアノで始まったのは、もちろん"Go West"。ああ、この曲ってことは、もう終わりなんだなぁと、しみじみと盛り上がったところ、案の定これが最後の曲だったようで本編は終了。引き下がらないオーディエンスのアンコールプリーズの凄まじさ。このときに「One more chance!」って言ったて人、お上手(PSBに"One More Chance"という曲がある)。そして、アンコール。何をやるのかと思えば、個人的に大好きな"Left to My Own Devices"で、ウギャー!と思わず口を手で覆ってしまうほど嬉しかったです。ニールも「I could leave you,say goodbye」のところで手を振ってくれるサービスぶり。ニールの立ち位置が自分のまん前で、アワワワでした。その次はやっぱりと言うか、いよいよというか、これしかないと言うかの"It's a Sin"。この曲でもニールの振りが珍しく派手でした。ニールはこの日、全体を通してだいぶご機嫌が良かったようです。自分はというと、大音響のなか自分の声が聞こえて来たほどフルコーラスで絶叫(迷惑極まりない)。これにてホントに終了。退場する二人にしつこく手を振り続けたのでありました。この次はトリのケミカル・ブラザーズということで、グリーンステージ前は人の数が半端じゃなかったです。去年のオアシス並じゃなかったかな。私はフラフラしつつも、人の群れを分けてひとまずポカリを買いに。とりあえず水分摂取しないと死にそうでした。そして、ボトル1本を即飲み尽くし、今度は自分のTシャツを買うため再びグッズ売り場へ。買うのは、やっぱりPSBのシャツ。白地にアルバム「Release」のジャケットの芥子の花の絵がプリントされているものと、オレンジ地にPSBのロゴが入ってるものと、黒地に百合の花がプリントのものの、三種類がありました。会場内では、オレンジのを着てる人が一番多かったでしょうか。私が買ったのは、一番着ている人を見かけなかった黒のシャツ。売り場の人に、「ペット・ショップ・ボーイズの黒いヤツお願いします」と言ったら、声がガラガラ。先ほどの絶叫のし過ぎで、喉がやられていたようでした。その後はケミの開演を待つ気力もなかったので、さっさとシャトルバス乗り場へ直行。途中でショップエリアに差し掛かると、どこからともなくニールの歌声が。新星堂の売り場で、PSBのCDを流していたようです。ついつい足がそちらへ向いて、しばらく売り場前で、ぼんやりニールの声にうっとりしていました。が、傍から見たら怪しかろうと思い、バス乗り場へ急ぎました。湯沢駅前に着いたのは、まだ10時半頃。フェスティバルらしくない参加の仕方をしましたが、本当に、最高に楽しく大満足。PSB、というかニール(=ご本尊)をあんな間近で拝めるなんて夢のようでした。(以上、当時の記録)

だいぶ落ち着いた表現に書き換えたのですが、原文ははしゃぎすぎで気色悪い内容でした。もとの記録の三分の一くらいを削ってもコレですからね。そしてその実態が、女子高生(当時)がイギリス人の五十路間近(当時)のゲイのおっさんに熱狂しているという図式だったてのがなんともなんともですねえ。

http://www.fujirockfestival.com/history/history02.htmlセットリスト
posted by かまた at 00:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ | 更新情報をチェックする