2008年11月28日

Genesis 1970‐1975

滞っております。

さて、待望のピーター・ガブリエル在籍期ジェネシスのボックスセットが今月の10日に発売されました。無事に発売日の翌日に予約していた物が到着しまして、その後じっくりと満喫中です。収録アルバムは「Trespass」「Nursery Cryme」「Foxtrot」「Selling England by the Pound」「The Lamb Lies Down on Broadway」と「Extra Tracks」。



ケースの色は予想通り緑でした。

この度のボックスシリーズは、リマスターにしてリミックス。音の配置や音量が変わったほか、別録音に差し替えてあったりエフェクトかけてあったりと、ものすごく音がいじってあるので、アルバム自体はさんざん聴いてきた物ながら、とても新鮮に聞くことが出来て楽しいです。今回のボックスはその度合が、最も強くなっていて要所要所で「そう来たか〜」とニヤニヤ。あと単純に音質も向上して音圧も効いているので、今まで霞がかかっていたようだった演奏がすごく生々しく感じられて感慨ひとしおでした。目玉だった「Genesis Plays Jackson」は、Nursery CrymeやThe Lambの曲の原型が次々登場して興味深かったです。このテープの誕生経緯ついては、ブックレットにピーターによる解説がありました。正式に歌ったつもりでない録音を使われてしまったらしくて「サウンドはいいけどボーカルトラックが酷い」とか、らしいことを仰ってます。

DVDの方は、インタビューは見ていませんが(どうせほとんど聞き取れないし)、おまけ映像は確認しました。収録映像は「Shepperton」「Bataclan」など既にブートでさんざん出回ってるものなので目新しくないものながら一応チェックしときました。その最中に傍らにいた姉が、ピーガブのルックスやアクションを見て「怖い!気持ち悪い!」を連発。こちらも「手作り感あるよね(衣装)」「運動しない人の動き方だよね(タンバリン叩き)」「ちょっとは客を気にしろよ(ガブ以外)」などツッコミを入れつつ、思わず全部鑑賞。うーん、何度見ても飽きません。
むしろ今ボックスの快挙だったのが、「The Lamb」DVDの曲再生時のスライドショー。難解と言われるこのコンセプトアルバムで、よくぞここまで歌詞の語句を逐一ビジュアル化してくれたもんです!途中で当時のツアーの断片的な映像や写真が入るのも嬉しい。それにしても、ジェネシスファンでLambを映画でもミュージカルでもなんでもいいから別の土俵でやってほしいと思ってる人は私だけではないと思うのだけど(実際当時ウィリアム・フリードキン監督で映画化という話はあったらしいが)(ついでに、フロイドとThe Whoを羨んだり)、それこそ映画一本分並の長さのスライドショーを通して見てみて、改めてお話としては抽象的かつ支離滅裂すぎてしんどいなあと痛感。ま、そこがこのアルバムの良いところで、Lambの語りつくせぬ魅力を生み出してる訳の一つであるわけで・・・。
「眩惑のブロードウェイ」は、このアルバムの邦題ですが、自分的には未だもって<眩惑の「眩惑のブロードウェイ」>という感じです。

それにしても、Lambだけディスク3枚組なので絵本型の厚紙ケースになっているのですが、ディスクがそこに直で入っていてゲンナリ。せっかくのボックスなんだから、紙ジャケみたいにビニールくらいつけようよ・・・(とりあえず空いてるプラケースに移しました)。あと、ライナーノーツは前の二つのボックスと異なり、アルバムごとに違う人が書いていました。そのなかで「Foxtrot」担当者の名が、Roger Taylorだったのですが・・・これってどっちのロジャー・テイラー!?(クイーンorデュラン)。文面では判断できなかったのですが、知ってる方いましたら教えてくださいませ。

これでジェネシスのスタジオアルバムのSACD化は終ったわけですが、次はライブアルバムやバンクス先生の1stのSACD話が既に公式に出ております。まだまだファンの楽しみは消えません。個人的には、それより先にSACD/5.1chの環境を作って今までのボックス(とピーガブのソロ)を聴き直すのが楽しみかなー。
貧しい故、いつのことになるやらだけど・・・。

3ボックス勢揃いの図。

端に違うバンドのボックスが見えますが、これも最近購入して嬉しかったのでつい。
posted by かまた at 02:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

David Byrne 来日公演決定

一昨日の歌舞伎座に続き、昨日は布施明@新宿厚生年金に行ってきました。レポートは今夜から書くのでUPはまだまだ。

それはさておき!デヴィッド・バーンの来日公演が決まったようです。ブライアン・イーノとの23年ぶりの両名名義のアルバム「Everything That Happens Will Happen Today」のツアーです。前回の来日は2002年?なので、結構ひさびさなはず。アルバムは8月からDL販売されてますが、CDは来月発売。私は、まだ試聴しかしてないのですが今回はかなりの歌モノだし、絶対に行きたいと思います!

ちなみに日程
1/23(金)大阪 なんばハッチ
1/25(日)横浜 横浜ベイホール
1/27(火)東京 渋谷AX
1/28(水)東京 渋谷AX

詳しくはクリエイティブマンへどうぞ。


David Byrne & Brian Eno / Everything That Happens Will Happen Today
posted by かまた at 19:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

続・お買い物日記

また特に書くこともないまま間が開いてしまいました。この間に、また一つ齢を重ねてしまったのですが、ここのところ頻繁に頭髪に白髪が見つかっています。体型は物心ついたときから中年級なので、現在のメタボっぷりも想定の範囲内と言ったところですが、さすがにこれにはビビってます。

はてさて、8月の末にCDをまとめて注文してやった!という記事を書いたのですが、入荷が極端に遅いCDがあって結局キャンセルしてしまいました。しかし、購買欲求が収まりがつかないこともあり、この一ヶ月の間に改めてドカっと買い物をしました。まだ全部聴いておらず、どこかに書いておかないと買ったものを忘れそうなので以下メモ。

Keane / Perfect Symmetry

やはり買っちゃいました。つい先日発売の新譜です。先行DL曲の"Spiralling"が、一番パンチが利いてました。80s的な音遣いは一皮剥けた感がありな一方で、後ろのピアノや曲自体はしっかりKeaneしてますねという印象。国内盤は発売中止だとか何とか。大丈夫か。

Aaron Parks / Invisible Cinema

こちらも、8月発売のほぼ新譜。ネットラジオのジャズ系の局を色々聴いて回っていたものの、なかなかコレというものにめぐり会えず、やっぱお門違いかねェと思っていたところでグッと来たのがピアノの彼!私にはテクニック的なことはよく分からんのですが、曲トータルでの静謐な雰囲気のアレンジがとにかく素晴らしいです。経歴を調べてみると、83年生まれで10代からプロの土壌で活躍し、今年ブルーノートレーベルと契約。これがその第一作だそうなので、いわゆる天才児ですねえ。来月には、来日公演もありのようです。


Various Artists / Big Blue Ball


発売から4ヶ月近くで、やっと買いました。凡百のポップスリスナーにはエキゾティックすぎる曲もあるけど、基本的にはピーガブファンなら買って間違いないと思います。中に載ってるピーガブの写真が、髪がある頃のもので時の流れを感じてしみじみ(そこでか)。

Weather Report / Black Market

Weather Report / 8:30

Return to Forever / Romantic Warrior

Al Di Meola / Land of Midnight Sun

今頃になって、微妙な知名度のプログレを漁るより有名なフュージョン/ジャズロックを当たった方が自分の好み的にハズレがないことに気付いて来ました。ウェザー・リポートは既に「Mysterious Traveller」「Heavy Weather」を持ってるので、順調に愛聴してる感じです。今回購入の2枚も非常にポップで楽しく聴いてます。RTFは、初めて聴いたのがネットラジオのプログレchだったこともあり、中身も期待に違わず。つんのめった演奏と曲展開のハラハラ感がたまらんね。で、そのメンバーのギタリストのアル・ディ・メオラの初ソロ作も購入。若干22歳(当時)の腕前とは・・・てか、ルックスも22歳とは・・・。

judy.jpg Judy Garland / The Essential

ジュディ・ガーランドは、かなり前から一度ちゃんと聴きたいと思ってましたが、ルーファス・ウェインライトの件で踏ん切りがついて購入。とりあえず"Get Happy"と"Trolley Song"が入ってればなんでもいいので、CD3枚組・60曲収録のこちらを選択。他にも曲名知らなくても映画で聴いたことある曲がたくさんあって、おおコレコレ!といちいち楽しいです。

Claude François / Comme d'habitude

"マイ・ウェイ"の元祖にして、フランスでは伝説の国民的シンガー(らしい)。ネットで動画見てるうちに気に入ってしまいました。布施的には"涙の電話"も、この人がオリジナル。

J. Geils Band / "Live" Full House

Tom Verlaine / Words from the Front

Supertramp / ...Famous Last Words...

Buggles / The Age of Plastic

ここら辺は、カートに数年間入れっぱなしだったもの。スーパートランプのは、ロジャー・ホジソン所属時ではこれだけ持っていなかったので購入。前作(「Breakfast in America」)のように、特出した曲はないけど、アレンジの繊細さや完成度はバンドのキャリア随一。バグルスは今更店頭で買うのが恥ずかしいのでネットで購入(自意識過剰)。PSBなどトレヴァー・ホーンの諸プロデュース作を聴いていて、改めてこの人の仕事を知りたくなってきた今日この頃。

Yes / Drama

イエスは特別好きでもないんだけど、やはりトレヴァー・ホーンを追いかけるとなると。

Curved Air / Airconditioning

バンド名だけはよくよく知ってたけど、曲を初めて聴いたのは今夏。来年1月には、なんとデビュー39年目にして初来日公演@チッタがあるらしい。うわあ。

Rufus Wainwright / Want Two

前に、この人は作曲と歌は良いけどアレンジが普通で・・・とか書いた気がするけど、これには参りました。超濃厚。凡人が期待するようなことは、やはり既にやっていらっしゃったようで。


Paul Simon / One-Trick Pony


ポール・サイモンは、一作につき2年は聴きこみながら次のアルバムに進んでいる状態。今はまだ「Still Crazy After All These Years」に夢中なので、これを聴くのはだいぶ後になりそう。

Cake / B-Sides and Rarities

昨年出たCakeのB面&レアトラック集。中身はともかく、香りつきのパッケージが猛臭で近くに置いておくのがしんどい。

あとは、チャイコフスキーのピアノ小品集とか、まだ見てないけどジェネシスの再結成ツアーDVDもやっと買いました。それに、ジェネシスのSACDボックスも来月には届くはず。我ながら買いすぎ。
もう年内は、音楽系の買い物はしない方が良さそうだけど、ブライアン・イーノ/デヴィッド・バーンの新作が11月に出るし・・・と意欲は尽きず。
posted by かまた at 19:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

我が家のCD棚から(No.2) 10cc / 10cc

ネタがないです。
布施タン@越谷からも既に3週間も経ってしまって、今更レポート書くのも億劫なので今回は流しときます。というか、この1ヶ月はアルバム発売およびイベント、相次ぐテレビ・ラジオ出演と布施ネタがたくさんありすぎでフォローするのもなかなか大変でした。こうなってみると、自分は何か一つを徹底して追いかけるのに向かない半端者だということを実感するなあブツブツ。
とうわけで、今まで何を書いてたかなあと以前のブログ記事を遡って見ていたら、昨年の2月にアルバム紹介シリーズを立ち上げてそれっきりになっていたのに気付きました。1年半も放置状態でしたが、折角ネタもないところなので続きを再開!(ただし、文はちょろっとで)。とりあえずアーティスト名のアルファベット順で挙げていこうかと思います。

まず第2回は、数記号で10cc。
10ccというと、イギリス的にひねくれていながら洗練されたポップバンドの代表格として紹介されてるのによく出くわします。

10cc / 10cc (1973)

これは1973年の1stアルバム。50s-60sポップソングのパロディとか半分コミックソングみたいな曲の集まりで、デビュー作なのに肝が据わってんなあという感じです。若干おふざけが過ぎるのと、音に耳障りな部分があるのでアルバム通してでは、あまり聴いていません。一番好きなのは、流麗なメロディの "Headline Hustler"。
私が持っている10ccのアルバムは、今のところこの1stと3rd「The Original Soudtrack」の2枚だけ。別に嫌いでもないけど積極的にこれ以上聴いてみよう!という感じでもなく、微妙なところで留まっております。

※Amazon.co.jpはいつの間に試聴が一切なくなったのか・・・。
posted by かまた at 02:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

土曜日のNHK BS2「黄金の洋楽ライブ」

13日に布施タンのツアー初日@越谷を観て来ました。アルバム感想とライブ記録を書かねばというところですが、その前にちょっとオススメ宣伝。

今週末のNHKBS2「黄金の洋楽ライブ」は、Genesis/Supertrampの二本立てだそうです。(以下、NHKサイトからコピペ)

黄金の洋楽ライブ − ジェネシス/スーパートランプ −
9月20日(土)午後11:40〜午前1:10


ジェネシス1966年英国で結成。80年ロンドンのリセウムでのライブ。スーパートランプ1969年にイギリスで結成。77年英国クイーン・メアリー・カレッジでのライブジェネシスについては、いつもここで名前を出しているのですが、スーパートランプも凄く好きでよく聴くバンドなので、この組み合わせは嬉しいところ。最近紙ジャケが出たので、それに合わせての取り上げかもしれないですね。肝心の放送内容ですが…

ジェネシスは、1980年のLyceum theaterでの公演。今回放送するのは、おそらく時間からしてSACDボックスのおまけで収録されていた40分ほどの編集版と予想。私は既に見ている映像なのですが、この頃のライブは曲・演奏・会場規模など何につけても丁度良くて、とっつき易いのでオススメです。これ以降だとポップさや80年代ぽさが鼻につく方も多そうなのですが、これはツアー時のアルバム「Duke」共々ポップ/プログレの加減が絶妙。硬派な演奏も楽しめます。あと、客層がまだ野郎だらけなので、演奏と相まって会場の雰囲気が適度にムサいのが良いです。フィル・コリンズはアロハシャツ姿で、キレのある歌とアクションとタンバリン捌き、そしてドラミングを披露しているので、これを見れば彼がただのキューピーではないことが分かって頂けるかと思います。見るよ!という方は、右の方で淡々と鍵盤弾いてる猫背のイケメンにも是非注目してみて下さい。

フィル・コリンズ < 誰がキューピーじゃ!

あと、今回は放送されないと思いますが同じライブの"I Know What I Like"のときに、フィルがベースのマイク・ラザフォードの頭をタンバリンで叩くのですが、ニコニコしながら叩かれるマイクと調子に乗って連打するフィルの図が面白いです。上手いこと、そこだけ抜き出した動画がありましたのでどうぞ。

 いいキャラだ

スーパートランプは映像に関しては全く手を出していないので放送がとても楽しみ。1977年のライブらしいので、アルバムでいうと「Even in the Quietest Moments」の頃。次の「Breakfast in America」が大ブレイクするちょっと前ですね。"Babaji"が聴きたいなあ。

posted by かまた at 03:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする